今日、叔母といとこの夢を見たの
叔母はもう他界しているのだけれど、夢の中では元気だった
いとことは何年も会えずにいて
ずっと会いたいなって思っていたら
叔母のお葬式で再会したんだよね
叔母は明るくて楽しい人だった
その反面、家事があまり得意じゃなくて
家の中は散らかり放題
病気になった祖母と同居することになり
実家が汚れていくのを母はすごく嫌がってた
掃除をしてと言ってもケンカになるだけだから
祖母が他界してからは、母は叔母と疎遠になってしまって
久しぶりに会った時には、叔母の病気がかなり進行していたのね
それでも最後の数年間は、仲のいい姉妹に戻って
2人で楽しい時間を過ごしていました
おばちゃん、あなたはたくさんの才能に恵まれていたんだよね
子供の頃から歌が上手で
英語がよくできて
手相占いには定評があって
株の相場を予想するのも得意だった
最後に病院で会った日を、いつまでも忘れないよ
「疲れたでしょ」
って帰ろうとする母に、ぼそっと言ったあの一言
「まだ大丈夫だよ」
私たちともう少し一緒にいたいと思ってくれたのかしら
まさかあの日が最後になるとは思わなかったけれど
兄と私にもたくさんの愛情を注いでくれて、心から感謝しています
体はもうこの世にはいないけれど
楽しくひょうきんで、愛情深いおばちゃんのエネルギーは
いつまでも私たちのそばにいるんだよね
自由になった魂で、好きな場所に行って
大好きだったおじいちゃんやおばあちゃんたちと、おだやかな時間を過ごしてください
母と私はしばらくこの世界を生きるから
夢の中で、おいしい食事とお酒を楽しもうね
母と叔母
こんにちは、Masakoです。ご訪問いただきありがとうございます。
久しぶりに叔母(母の妹)といとこの夢を見ました。私の母は、生真面目で働き者。家のことも一生懸命にやるタイプで、両親や義理の親の面倒をよく見ていたけれど。他人にも厳しくて怒りっぽい。母の妹は、ひょうきんで楽しい人だったのだけれど、家事はあまり得意じゃなくて、いわゆる片付けられない女タイプ。正反対ともいえる二人姉妹でしたが、子供の頃から仲が良くて。2人で遊びに行ったり、旅行にもしょっちゅう一緒に行ったり。結婚後、叔母は都内に住んでいたのに、結局、母の家のそばに引っ越してきてしまうほど、おねえちゃん子だったんです。
祖母が病気になったのをきっかけに、叔母の家族が同居することになったのですが。実家に戻っても、叔母の片付けられない性格は変わらず。実家が汚くなるのを、母はすごく嫌がって。掃除をするように叔母に言うと、ケンカになってしまう。そんな状態が何年も続き、母は叔母と疎遠になりました。
実家を売却することになって、久しぶりに叔母に会った母と私。ふた回りぐらい小さくなって、足腰がすっかり弱くなった叔母の姿を見て、唖然としてしまいました。それから、また行き来するようになって、少しずつ元気になっていった叔母。でも、病気には勝てなかったんですね。長らく入院したまま、71才の若さでこの世を旅立ちました。
兄弟姉妹ゆえの不仲
思いがけないところで、兄と再び一緒に暮らすことになった私。兄も家のことに関してはわりとずぼらなタイプなのと、離婚のゴタゴタでね。兄に対して、イラついてトゲトゲした態度を取ってしまっていました。しかも、子供の頃の記憶までよみがえってしまって、私ばっかり我慢させられて不公平だ!そんな風に気持ちがどんどん卑屈になっていたんです。
子供の頃の忘れられないエピソードがあって。私が小学4年生で、祖母がまだ生きていた時のこと。冬休みは祖母の家で過ごしていたのですが、宿題を年内にすべて終わらせたら、お年玉を一万円にしてあげると言ったんです。元々、休み期間の宿題は早めに終わらせるタイプの子供だったので、私は祖母の言うように大晦日までに宿題をすべて終わらせました。
でね、兄といとこのお姉ちゃんは、そんな約束も無視で冬休みを満喫していたんです。それなのに!祖母は孫全員のお年玉を一万円にしたのです。今思えばね、祖母の病気はかなり進行していたの。もしかしたら、最後のお年玉になるかもしれないからと、最初から一万円にするつもりで、宿題を終わらせたらと言ったのかもしれません。でも、その時の私はどうしてサボってた2人ももらえるんだって。不公平な現実に不満でいっぱいでした。そして、その時の気持ちが40歳過ぎてもなお残ってたんですよ。
家族との関係を改善するのに大切な3つのこと
私は子供の頃から割を食ってる。久しぶりに一緒に暮らすことになった兄に対して、不満をため込んでいました。でもさ、兄弟姉妹って誰もがそんなもんですよね。他人だったら全く気にならないことでも、兄弟姉妹になると許せなくなってしまうもの。
それでも、兄に対する態度が自分でもよくないって分かっていたから。家族にもっと優しくなりたいって、心から願ったんです。そして、兄も一生懸命に生きているんだっていうこと。そして、私も兄もありのままで素晴らしいんだっていうこと。そういう気持ち=エネルギーをたくさんため込み、頑張るのをやめたらね。いつの間にか兄へのわだかまりは消えていました。
それで気づいた、家族との関係を改善するのに大切な3つのこと。
- 家族のために頑張るのはやめる
- 私も家族も、ありのままで素晴らしいっていうことに気づく
- 相手が助けを求めるまで、そのままにしておく
家族のために頑張るのはやめる
まず、家族のために頑張るのはやめましょう。「頑張る」には我慢がつきもの。家族との関係において、我慢なんて必要ないんです。我慢してやるぐらいなら、やらない方がまだマシ。「私はこんなに頑張ってるのに」なんて、ただの自己満足。大切なのは、アナタがやりたいと思って楽しんでやること。アナタが楽しいと思ってやっているなら、他の誰かに評価されなくても全然気にならないはずです。
私も家族も、ありのままで素晴らしいっていうことに気づく
次に、アナタ自身もご家族も、ありのままで素晴らしい。そのことに気づいてください。勉強や仕事、家事を一生懸命やってるから、すごいんじゃないんです。アナタもご家族も、ありのままで素晴らしいんです。それでね、ここを間違えないでほしいんだけど。まず、出発点はアナタ自身。「私はありのままで素晴らしい」。それがファーストステップ。優先すべきはアナタ自身。アナタ自身が「ありのままで素晴らしい」のエネルギーで満たされたら、徐々に周りにその輪を広げて行きましょう。
相手が助けを求めるまで、そのままにしておく
最後に、相手が助けを求めるまでは、何もせずにそのままにしておきましょう。たとえ相手のためと思ってしていることでも、相手にとっては迷惑なこともあります。それに、つらい経験も悲惨な出来事も、本人が乗り越えるしかありません。誰かが代わってあげることはできないんですね。でも、もし助けを求められて、アナタがポジティブな気持ちで手を差し伸べらることができるなら。その時は、ためらわずに助けてあげればいいんです。
いなくなってから気づく、大切な家族っていう存在。元気なうちに、いい関係を築いて楽しい時間をともに過ごしましょう。叔母が教えてくれた、大切な人生の教訓。
今日もハッピーなエネルギーをため込みましょう。ありがとうございました。
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