若い人に好かれるお年寄りになれたらいいな

幸せな人生の方程式

こんにちは、Masakoです。

在宅の仕事が始まり、それまで私がやっていた家事を家族が分担してくれるようになりました。料理なんかは、そもそも母がメインで私がサブって感じでやってたんだけど、サブでさえやれない時が増えて。ウサギ姉妹も何か察知しているのか。とにかく、ママの仕事場が気になるおねえちゃん。

 

家族にも少しずつ影響が出ていることに心苦しさを感じながら、自分自身も久しぶりの仕事にストレスがたまっていたようで。母に対してちょっと態度が悪くなっていたんだよね。でもさ、私なんて母と一緒に家事をして、ウサギ姉妹を育ててるけど。母は、家族の世話をしながら、さらに祖父母の面倒もみて。兄や私の学校関連の行事をこなし、町内会をやったり、アルバイトに行ったり。考えてみたら、疲れたとかグチをこぼしたこともなかったし、サボることもなかったな。心から尊敬と感謝です。

スポンサーリンク

お年寄りと接していると

73才の母と76才の父(2024年10月時点)と暮らしていると、自然とお年寄りの方と接する機会が多くなります。病院の付き添いで行くと、周りにはおじいちゃんやおばあちゃんだらけ。中には、認知症の方もいらっしゃって、子供のような振る舞いをされているおじいちゃんを見て、他人の私はほほ笑ましく思うけど、謝ってばかりの奥さんは大変だろうな。でもさ、そんなおじいちゃんも昔は一線で働いていて、日本の経済の発展に尽力したんだよね。

ネットでは、よくお年寄りによる迷惑行為を「老害」って呼んで、お年寄りのバッシングをしてるけど。老害ってそもそも組織の中とかで、年取った方たちがいつまでも実権を握っているために、若い人たちが能力を発揮できないことを言うもんだと思ってました。今は、お年寄りが迷惑をかけることを老害って言うんだね。

でもさ、私も両親が年老いて行くのを見ていて思うけど、本人は迷惑を掛けてるつもりなんてないんじゃないかな。でも、老化で体だけじゃなく認知機能も衰えていって。しかも、世の中はどんどんデジタル化。そんなのついていけないんだよ、高齢者は。で、そのついていけてない自分が否定されているように感じちゃう人もいるんだろうね。それで、ついつい誰かのせいにしたり、キレちゃったり。

子供叱るな来た道じゃ、 年寄り笑うな行く道じゃ

「子供叱るな来た道じゃ、 年寄り笑うな行く道じゃ」って言葉をご存知でしょうか。私ね、これを子供の頃にマンガの『あさりちゃん』で知ったの。久しぶりにあさりちゃんを思い出しだからネットで調べたら。なんと!まだウェブでは連載が続いているんですね。すごいビックリ。

漫画『あさりちゃん』公式サイト
ギネス世界記録に認定された漫画『あさりちゃん』の公式サイトだよ! マンガも読めるし、作者・室山まゆみ先生のイラスト付きメッセージもたくさん!

SNSを見てるとさ、ベビーカーが迷惑とか、抱っこひもで抱っこされてる赤ちゃんの靴が当たったとか。妊婦さんや小さい子供が文句の標的になってることも多いですよね。でもさ、自分だってベビーカーに乗せられたり、お母さんやお父さんに抱っこされたり、そういう時があったんだよ。誰だって、誰かに迷惑を掛けながら成長してきてるはず。

昔の大人たちって今の大人よりも寛大だったなって思うの。外で友達とワイワイ遊んでも怒られることなんてなかったし。まあ、悪いことをすれば知らない人にも叱られたけど、それは子供にいいことと悪いことを教えるため。自分のストレスのはけ口のために怒ってたわけじゃなくてね。

でさ、私の住んでるマンションって、子供の声がうるさいとかいう注意喚起の紙が、よく管理会社から入れられるの。一番ビックリしたのは、エレベーターホールで子供が道をふさいでたから、親は注意してくださいっていうやつ。小学生相手だよ?そんなのその場で子供に注意すればいいじゃん、ちょっと道を開けなさいとか、邪魔にならない場所で待ちなさいとかって。

お年寄りだって、いつかは自分もおばあさんやおじいさんになるの。それは誰も避けて通れない。上皇后さまだって、お住まいで転ばれて手術を受けられてるじゃないですか。私の母も、マンションの階段で転んでから足がすっかり悪くなったの。年を取ると、体がどんどん言うことをきかなくなって行くんですよ。で、認知機能も低下していくから、誰かに迷惑をかけちゃうことだってある。もし、自分がお年寄りになった時に、「迷惑だな、老害だな」なんて思われたら悲しいじゃない。

優しい若者に感謝して、好かれるお年寄りを目指そう

でね、年老いていく親たちを見てつくづく思うけど。やっぱり、年を取るにつれ若い方たちの助けが必要になる場面が多くなる。父が転んでしまった時に、若い人たちが起き上がるのを助けてくださったり。母がコンビニでカフェラテの機械の操作方法が分からずに悩んでいたら、若いお嬢さんが手伝ってくださったり。そういえば、甥っ子を連れて海に遊びに行った時も、岩場を歩くのに苦労してたら、若い男の子たちが甥っ子を抱き上げてくれたこともあったな。優しい若者が世の中にはたくさんいるんだよね。

だから、助けてもらう側も、若い人たちに感謝しなきゃだめですね。私は、若い人に好かれるようなおばあさんになりたいなって思うんです。そのためにも、まずは若い人に好かれるおばさんを目指さなくちゃね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました