はじめまして、Masakoです。
記念すべき第１回目の投稿は、このブログを開設するきっかけとなった出来事についてお話しさせていただきたいと思います。
ある日、私はこんな夢を見ました。
大学の広い教室で授業を受けていると、当時好きだった男の子が突然目の前に現れて。２人で手を取り合いながら、教室の中を歌いながら踊るの。まさにミュージカルのような夢。
目を覚まして一番に思ったのは、なぜに今さら彼の夢を見たんだろう。疑問に思った私は、家事をしながら自分の心と向き合うことにしました。
大学時代の私って、太ってるしかわいくないし。自分は恋愛とは無縁な存在だって思い込んでいました。だから、心の中で彼のことを思うだけで、周囲の誰にもその人のことを好きだって言ったこともなくて。私に好きなんて思われても迷惑だろうし、こんな私が恋愛だなんておこがましい。私は恋愛にのめり込むようなタイプじゃないし、この気持ちは自分の中にしまっておこう。
そう固く心に誓い、あくまで友達のポジションをキープしていました。
今振り返ってみるとね。ただただ傷つきたくなかっただけ。自分で心に殻を作って、もろい自分の心を守ろうとしていたんです。でもね、いまだに覚えているんです。彼のさわやかな笑顔。学校帰りに一緒に電車に乗って、真っすぐ私の目を見ながらおしゃべりしていたあの時間。
昔の私に言ってあげたい。
彼への思いが実ることはなかったけどね。あなたは卒業して社会人になって失恋して、そのおかげですごくやせるの。学生時代の友達に気づかれないぐらい変身するから。メイクを覚えて、ファッションにも興味を持つよ。バーニーズニューヨークの店員さんにもオシャレな人って言ってもらえるようになるから。お父さんには頭が悪くなったって言われるけどね。
男運はあんまりよくないけど、いろんな人に出会ってたくさん楽しい経験をするよ。いわゆる普通の幸せとは無縁かもしれないけど、面白いおばさんになってるから。子供は産まないけど、世界一かわいい甥っ子たちに恵まれるんだよ。寝る前に布団の中で、「ずっと一緒にいようね」って言ってもらえるし。モフモフで耳の長い娘たちが、いつも周りにくっついて、あなたを笑顔にしてくれるから。
夢の中で久しぶりに彼と会って、ようやく心のモヤが晴れました。
自分の心を守るために、心に殻を作って本心から目を背けていたんだね。でも、もう殻は破っていいんだよ。心の叫びをちゃんと受け止めてあげて。
はい、そうすることにします。私はあの時、彼のことが大好きでした。
願望を持つことは、決して欲深いことじゃない。今よりもっとを望むのは、自然なこと。
それなのに、願いが叶わなかった時のリスクヘッジをするために。自分は太っててかわいくないとか、恋愛に向いてないとかって、自分を傷つけるような言葉を心に言い聞かせていたけどさ。
結局、傷つかないために自分で傷つけていたんだよ。
でも、ずっと認めてほしかったんだよね、とても価値のある存在だって。私は私のままで素敵だよって。
うん、言ってあげる。私は昔からとても素敵で価値のある人間です。気持ちを言葉にすることをためらっちゃだめ。まして、自分の気持ちに殻を作るために、自分を傷つけるようなことを言うのはもっとだめ。望むことを許可してあげよう。そして、望むものを受け取ることを許可してあげましょう。
すぐに願望が実現しないかもしれないし、望み通りの答えが返ってこないかもしれない。だからって、傷つく必要はないんだよ。だって、人生ってそういうもの。つらいことは意図しなくても起こるもの。たとえ望まない結果に終わろうと大丈夫。
自分を守ってきた殻を破ったら、あとはあるがままの人生を思いっきり楽しもう。
今、もし彼に会ったら何て言うかな。あなたのことが好きでした？
うーん、違うな。
「夢の中で一緒に踊ってくれてありがとう。あなたのおかげで、大切な答えが見つかりました。」
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。今日もハッピーなエネルギーをたくさんため込んでください。
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